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新すみれ通信

すみれ通信2022年7月号

あなたの歯周ポケットは大丈夫?

 

歯周ポケットとは

歯と歯茎はぴったりとくっついているように見えますが、実は少し隙間が空いています。その隙間の深さが問題です。3mm以下なら問題はありませんが、深い溝になると汚れが溜まりやすくなり、歯周病の原因になるからです。このすき間を歯周ポケットと呼んでいます。

歯周ポケットは、「ポケット探針」「ポケットプローブ」と呼ばれる専用の器具で測定します。細い針状で先端は丸みのある器具に目盛りがついており、これを歯と歯茎の間に入れて溝の深さを測ります。表裏、端寄り、中央など1本の歯で4~6か所測定します。また同時に出血や排膿(炎症による膿みの有無)や歯のグラつきもチェックします。通常は、痛みはありませんが、腫れがあるとチクッと感じることがあります。

 

★どうして歯周ポケットが深くなるの?

お口の中の細菌には、空気が好きな「好気性菌(こうきせいきん)」と、空気が大嫌いな「嫌気性菌(けんきせいきん)」の2種類があります。歯周病と関係があると言われている菌は嫌気性菌です。歯周病菌は、空気から逃げようと、空気が届きにくい歯と歯茎の間に入り込みます。そして、毒素を出して歯周組織や歯槽骨を溶かします。歯周ポケットの中は歯ブラシが届かず、磨くことができないので、さらに歯周病菌が繁殖し、毒素で歯周組織を破壊して歯槽骨を溶かしていきます。やがて歯茎が後退して歯を支えられなくなって、歯が抜けてしまうのです。

目安として、軽度の歯周病で4~5mm、中度の歯周病だと5~6mm、重度の歯周病になると歯周ポケットの深さは6mm以上になります。

 

★進行する前に歯科医院へ

歯周病は進行しても痛みが出ず、自覚症状がほとんどない病気です。ですから、歯周病で歯周ポケットが深くなっていても自分では気がつくことができません。歯磨きの際に出血があったり、歯と歯の間の歯肉(歯間乳頭)が赤く腫れていたり、口臭が気になりだしたら、歯科医院で口腔内検査を受けてみましょう。

歯周病だと診断されたら治療が重要です。歯科医院で歯石を取り除き、専用の器具で歯周ポケットの中の歯石まで綺麗に取ってもらいましょう。また、できるだけプラークが付着しないように正しい歯磨き方法を習って丁寧に磨きましょう。歯周病は口の中だけの病気と思われがちですが、実は糖尿病や認知症など様々な全身疾患と関係がある恐ろしい病気です。歯周病治療には時間がかかりますが、全身の健康のためにもしっかり通院して治すのはもちろん、その後の定期メンテナンスも受けられることをお勧めします。

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