セレック治療 CEREC

セレック治療について
セレック治療とは、コンピューター技術を使用して補綴物を作製するというものです。セレックシステムを利用すると、美しいセラミックの詰め物・被せ物をほかの方法より早く作製することができます。型取りだけでなく詰め物・被せ物の作製精度が高いので、歯との密着性も良く、虫歯の再発が起きにくい利点があります。また、すべての工程が院内で完結するので、不要な経費が掛からず経済的でもあります。
保険範囲では十分な治療が
できないことがあります
- 銀歯を装着すると、金属イオンが体内に蓄積してアレルギーを起こすことがあります。
- 帯電による汚れがつきやすい素材です。
- 年数が経つと接合部のセメントが劣化して、歯とのすき間ができます。
- 銀歯が外れないように、虫歯でない部分まで大きめに削る必要があります。
- 保険診療のレジンを大きめに使うと、収縮によってすき間やヒビが入ることがあります。
世界的に信頼・
実績のあるシステム
セレックシステムは、ヨーロッパやアメリカなどの歯科先進性の高い国々で広く利用されています。その歴史は30年以上も重ねられており、3,000万件を超える実施例があります。
セレック治療のメリット
-
- Point.01
短時間で治療可能
- お口の中を光学スキャナでスキャンし、そのデータを利用して詰め物・被せ物を設計するため、短時間での施術が可能です。
- Point.02
予防歯科に効果的
- 精度が高く、接着性も良いので虫歯が再発しにくい利点があります。
- 表面がなめらかなので汚れがつきにくい利点があります。
- Point.03
安心安全である
- 作製工程を診療時間内に行うので安心感があります。
- 仮歯が必要ないので、再感染のリスクが低い利点があります。
- Point.04
審美的で自然な見た目
- 周囲の歯の色に合わせるので違和感がありません。
- 噛み心地、舌触りも天然歯に近い素材です。
- 年数が経っても変色しにくい素材です。
- Point.05
経済的である
- 外部の技工所を使わず、工程も少ないので経済的です。
- Point.06
身体の負担が少ない
- セラミックを使うので金属アレルギーが起きません。
- Point.01
-
セレック治療の注意点
- セレック治療の前に、別の診療を行うケースもあります。
- ケースによって、強度や見た目に差が出ることがあります。
- 適用できない症例もあります。
- 健康保険が適用されない自費診療のメニューです。
セレック治療の流れ
- Flow01
口腔内をスキャン
歯の型取りを行います。3D光学カメラを使ってスキャンすることで型取りができます。非接触で短時間なので、患者様の身体的負担軽減にも役立ちます。
- Flow02
歯をデザイン
スキャンして取得したデータをパソコンに取り込み、詰め物・被せ物を設計します。歯の色に合わせたセラミックブロックの選定もこの段階で行います
- Flow03
削り出し
セレックシステム専用の加工機(ミリングマシン)に設計データを送ると、高精度の詰め物・被せ物を削りだします。
- Flow04
補綴物を装着
完成した詰め物・被せ物を装着し、噛み合わせの確認などを行えば治療終了です。